研究成果
① コロナ禍におけるがん患者サポートに関するアンケート調査報告書
調査期間:2023年2月~3月
調査対象:全国451箇所のがん診療連携拠点病院
回答数:220病院(48%)
結果概要:新型コロナウイルスの影響により、患者会やがんサロンの休止が認められた。一方で、新たな取り組みとしてオンラインの活用による患者会等を導入する病院が多かったが、情報管理やスキル等のオンライン活用の課題も浮き彫りになった。
②「がんのピアサポート運用ガイド‐院内ピアサポートの立ち上げから運用までのTips‐」
院内ピアサポートを構成する自治体・がん診療連携拠点病院・患者団体を対象としたヒアリング調査結果をもとに、がんのピアサポートを運用していくためのノウハウをまとめた冊子を作成いたしました。冊子は、ピアサポートの立ち上げから運用までのヒントや事例を盛り込み、すぐに活用できるような構成となっています。多くの方々に、活用いただければ幸いです。
*活用(ダウンロード)の際は、ご一報いただければ幸いです。ご意見・ご感想をお寄せください。
2.学会発表
- 第28回日本緩和医療学会学術大会(神戸)「コロナ禍におけるピアサポート活動の課題とポストコロナに向けた方策」2023年6月30日~7月1日:ポスター発表
- 第28回日本臨床死生学会年次大会(東京)「がんピアサポーターが対応する死生に関する相談についての意識調査」2023年7月22日~7月23日:口演発表
- 第29回日本緩和医療学会学術大会 第37回日本サイコオンコロジー学会総会合同学術大会(神戸)「ピアサポーターを対象としたがん教育外部講師養成研修の報告」2024年6月14日~15日:ポスター発表
- 第29回日本臨床死生学会年次大会(埼玉)「がん教育外部講師養成研修プログラム開発に向けたパイロットスタディ」2024年9月13日~15日:口演発表